こんにちは!!
営業の佐々木です!!
二週連続の台風ですね・・・
プジョーの故郷・フランスでも10月12日~15日まで、各地で雨の予報でした。
フランスは秋に雨が多いようです。
気分が滅入ってしまわないように
プジョーのロゴマークについて書かせて頂きます。
ロゴとかキャッチコピーとか、そういった類の話が大好きなので!!笑
雨で外出が出来ないよという方は、暇潰しに読んで頂けたらありがたいです!!
ライオンをロゴやイメージキャラクターにしている企業ってかなり多いですよね!!
プジョーのロゴもライオンであることは有名ですが・・・
しっかりとした理由があります。
プジョーのロゴは、ベルフォールのライオンと言う別名があります
これは、フランスのコンテ地方にあるベルフォール要塞を一望する丘の上にある彫刻の名前です。
↑ベルフォールのライオン
この彫刻の作者、フレデリック・バルトルディは
あの、自由の女神の作者として有名です。
ですが、この彫刻が作られたのは普仏戦争の時で1870年ごろ
プジョーの創立は1810年
ロゴにライオンを使用し始めたのは1850年代
↑プジョーロゴ遍歴
1925年の岩の上に立つライオンは、ベルフォールのライオンをモチーフしたとされています。
それまでのライオンは、一体何をモチーフにしたのでしょうか・・・
そのヒントは、1948年のロゴにありました
実は、このロゴはフランスのコンテ地方に古くから使われていた紋章と瓜二つなんです。
↑ベルフォールがあるコンテ地方の紋章
ライオンは10世紀頃まで、ヨーロッパ各地にも棲息しており、世界共通で強さの象徴にされています。
有名なマーライオンや、日本の狛犬・シーサーといった、守り神としても大切にされてきました。
その為、王家の紋章や国旗にも多く使用されています。
会社の製品である鋸の謳い文句として
「鋸の刃の堅牢さは、ライオンの歯のごとく」
「鋸の刃のしなやかさは、ライオンの強靭な肉体のごとく」
「鋸の刃の切れ味の良さは、獲物に飛びかかるライオンのごとく」
と表しています。
製品の素晴らしさをライオンに喩え
また、ライオン自体を会社の守り神とする為に
ロゴに採用したとされています。
また、ベルフォールのライオンも、丘の上からコンテ地方を見守る守り神としての役割を持ち、ドイツとの戦争で
最後まで反抗し続けたコンテ地方の勇気と強さを讃える為に作られました。
その為、戦後復興の兆しとしてのベルフォールのライオンをモチーフにすることで
多くの人に愛されるプジョーのロゴになったのではないでしょうか!!
長くなってしまいましたが・・・
最後まで読んで頂いた方は、ありがとうございました!!