今回も引き続き、プジョー純正パーツをご紹介いたします。
今回は、ブレーキフルードを取り上げたいと思います。
上の写真は、日頃の日常点検でもチェックしていただきたいエンジンルームです。
油脂類のレベルが MAX ~ MIN の範囲内に入っているでしょうか?
ブレーキペダルを踏むとブレーキが効き、車両を減速、停止させる。走行するためには欠かせないブレーキです。
ブレーキフルードは液体で、ブレーキ配管に満たされています。
ブレーキペダルに与えられた力が、ブレーキフルードによってブレーキの部品に伝えられています。
ブレーキはディスクブレーキなど、摩擦力により制動するため、熱の影響を受けています。
ブレーキフルードはそのため約200度Cまで、沸騰しない性能をもっています。
しかしながら、空気中の水分などが取り込まれた影響や、経年変化などにより、その沸点がしだいに下がってきてしまいます。
その水分がブレーキの熱により沸騰し、気体になってしまうとブレーキが効かない状態になってしまいます。(ベーパーロック現象)
そのため、2年ごとのブレーキフルード交換を実施しています。
交換部品には、フランスのプジョー本社から直接供給される正規交換部品のみが使用されます。
お問い合わせは、プジョー沼津までお待ちしております。